2026年7月26日 福岡県議会の問題について
福岡県議会をめぐる一連の問題が、新聞やテレビ等で相次いで報道され、皆様が福岡県議会に強い不信感を抱かれていることを、私自身、 県議会の一員として重く受け止めています。
このような状況となっていることについて、皆様に深くお詫び申し上げます。
私の考えについて、県政レポートに載せましたので、併せてこちらでも載せます。
私は、2024年まで福岡県議会の第2会派「民主県政クラブ県議団」に所属していました。
福岡県議会では、第4会派までが交渉会派とされ、 議会運営に関する協議や調整は、主に交渉会派を中心に行われています。
現在は、大きな会派に属していないからこそ、会派間の利害に左右されることなく、これまで以上に議会改革に取り組む責務があると考えています。
県議会内に「第二次議会改革プロジェクトチーム」が設置されていますが、少数会派の私は チームに参加することができません。
引き続き、意見表明と要望を重ね、県民の皆様の政治不信を払しょくできるよう、行動してまいります。
① 海外活動のあり方について
公費が投入される海外活動について、契約のあり方や高額な宿泊費などが報道され、必要性や費用対効果、成果の検証について疑問の声が上がっています。
今後は、海外活動は原則中止とし、その必要性をさらに厳しく検証し、費用も含め慎重に検討していくことなどを議会に意見として提出しました。
② 議会と行政の関係について
県職員による政治資金パーティー券購入の問題や、議員と県職員との関係のあり方についても報道されています。
私自身、県職員による組織的なパーティー券購入については、報道で初めて知りました。
一方で、県議として活動する中で、議会と行政との関係性について違和感を覚える場面があったことも事実です。
本来、県議会は行政をチェックする役割を担っています。
職員が議員の意向を必要以上に忖度したり、議員がその立場を利用して職員に過度な圧力をかけたりすることがあってはなりません。
議会と行政が適切な緊張感と互いの意見に真摯に向き合う、健全な関係づくりが必要だと思っています。
③ 議長・副議長ポストを巡る金銭授受疑惑について
現在、議長・副議長の役職就任をめぐり、多額の金銭が動いたのではないかとの疑惑が報道されています。
私自身は、議長・副議長の経験はなく、役職就任をめぐる金銭のやり取りが実際にあったのかについては分かりません。
現時点では事実関係がすべて明らかになったわけではありません。
しかし、仮に報道されているような金銭授受や慣行が存在していたのであれば、到底、県民の皆様の理解を得られるものではなく、直ちに改めなければならないと考えています。
県議会による自浄能力にも疑念が持たれていることから、必要に応じて、第三者による客観的な検証を行うなど、県民の皆様が納得できる形で真相を明らかにする必要があると考えます。
私は、県民目線で必要な改革を率直に提案し、行動していく所存です。
2026年7月30日 質問横流しについて
7月29日に公表された県の調査結果を受け、報道各社が以下のように報じました。
① 質問の横流し
2025年度に課長級以上だった幹部職員136人を対象に匿名アンケートを実施した結果、28人が関与を認めた。
また、横流しした相手は、回答では全て自民党県議団だったとされている。
② 議員が行う質問の原稿を県職員が代行作成
2023年度以降に課長級以上だった幹部職員186人を対象に匿名アンケートを実施した結果、77人が「問いを含む質問原稿全体を作成した」と回答。
提供先は、自民党県議団95人、民主県政県議団35人、公明党13人、新政会24人、少数会派5人。
私は、この件についても、既に完成した県政レポートに記載しています。
私は、自らの経験や課題意識、そして県民の皆様から寄せられた声をもとに、自分自身で質問を作成しており、県職員から質問原稿の提供を受けたことはありません。
そのため、十分な答弁が得られないこともありますが、その後、質問で提案した政策が実現した事例も多くあります。
また、数年にわたり調査・研究を重ねてきたテーマについて質問した際には、自身の質問内容が横流しされたのではないかと疑念を抱いたこともありました。
質問の横流しや質問原稿の代行作成は、議会が執行部を監視し、政策を議論するという二元代表制の根幹を揺るがしかねない重大な問題であり、議員の質の低下、議会の政策形成機能や監視機能の低下にもつながりかねません。
県民の皆様の信頼を取り戻すためにも、福岡県議会の議会機能の正常化に向けて取り組んでまいります。
2026年8月17日 怒涛の臨時議会
本日、臨時議会が開かれ、大きく3つの動きがありました。
① 副議長選挙
② 議員提出議案・地方自治法第百条の二の規定に基づく専門的知見の活用について
③ 議長職辞職を勧告する決議案
です。
その内容と私の立場を報告いたします。
① 副議長選挙が行われ、私が投票した方は選ばれませんでした。
自民党県議団の板橋聡県議が県議86人中47票を得て、選ばれました。
② 福岡県議会における金銭授受問題に関する外部専門家による第三者的な調査の実施について、起立採決によって行われ、起立多数で可決されました。
私も起立し、賛成しました。
対象範囲・公表方法などが、まだ明確でないことから、独立性、実効性、透明性を今後も確認してまいります。
③ 議長職辞職を勧告する決議案については、すでに報道されている通り、採決中止を求める緊急動議が出されました。
私は、採決中止に反対の立場で起立しませんでした。
しかし、この動議が起立多数となり、可決された結果、議長職辞職勧告決議案の採決は行われませんでした。
そもそも、議長職辞職勧告決議案には、賛成するつもりでした。
この決議文自体は、根拠が不十分だったり、感情的・評価的な表現があり、公式な決議文としては、より客観的に整理されるべきだったとは思います。
しかし、福岡県議会への信頼が問われている中で、結果的に、混乱と政治不信を招いた議長としての責任は重いと考えました。
今回の臨時議会は、議場がバリアフリー工事の為使えず、議会中継がなかったことも福岡県議会が開かれていないように感じられた方もいらっしゃると思います。
KBCさんがノーカットで臨時議会の中継をされていました(46分)
https://youtu.be/Cd4EIKWqCDIsi=KHk9dgih1kp8Y9Gc
議会をオープンにする取り組みも更に進めて行かなければなりません。
議会閉会後も動きがあったようで、様々な報道がされ、状況が刻一刻と変わっていますが、私自身はこれからも県議会の信頼回復にむけ、議会改革に取り組んでまいります。